独身生活は気楽ですが、50歳にもなるとそろそろ気になり始めるのが老後ではないでしょうか。
独身で貯金なしの状況で、早い人ならあと10年、15年後には老後が待っています。
今は年金も少ないといわれていますし、退職金と年金に頼った生活が自分の期待とおりになるのか不安が大きいです。
また独身ということは自分ひとりの年金で老後の生活を送る必要があります。
夫婦二人暮らしよりも生活費はかかりませんが、年金という収入が少ないのは実はデメリットなのです。
50歳で独身貯金なしで見直すべきは?
50歳まで貯金なしだった人が、この年齢から貯金を作ることは可能でしょうか?
まず大切なことは固定費を見直すことです。
独身なのに生命保険に加入している、読まない新聞を購読している、固定電話がなるなど無駄は必ず生活の中にあります。
日々の暮らしで節約するよりも、固定費を見直すほうが節約はカンタンです。
浮いたお金があれば、その分を「なかったもの」として積み立てていくだけでも変わります。
そして次に考えたいのが、生活費の無駄を見直すことです。
50歳の独身で貯金なしは無駄遣いが多い
大して無駄遣いしていないのに、貯金なしだと思っている50歳の人は少なくはありません。
独身だと既婚者よりも自由にお金が使えること、そしてお金の管理を一人で行うことが理由で無駄が自然と増えてしまいます。
家計簿を一度もつけたことがないというのなら、1ヶ月の生活にかかっているお金を記録してみてください。
記録することで「どういうことにお金を使っているのか」ということがよく分かります。
年金暮らしになると、今よりも収入が減りますので現役時代のような生活はできません。
退職する前に生活費を減らして慣れておくことが大切です。
50歳で独身の貯金なしに時間は限られている
50歳になって独身の上で貯金なしだと、老後のためにお金が貯められる時間は限られています。
定年退職まで働いてその期間頑張って貯めるのにも限界があります。
ですから退職をしたあとは年金を受給しつつ働けるうちはパートでも良いので働くと最初から考えておくことも大切です。
そうすれば年金で足りない分はパート代で補って、さらに貯めていくこともできます。
退職金やわずかな貯金をアテにして暮らすのではなく、健康なうちは働いて収入を得るために現役のうちにパソコンスキルなどを磨くことも良いですね。