『サラリーマンとして働いているけど、小遣いが足りない。税金は増えるし、物価も上がる。子供や家族のためにも、ますますお金が掛かるばかり。将来への貯金もしたい。正直、自分の小遣いすらままならない。自分で好きに使えるお金があるだけマシとは思いつつも、もう少し余裕が欲しい。』
そんな風に考えている40代サラリーマンの方は多いのではないでしょうか。
私も同様で、自分の小遣いを増やすためには収入を増やすしかないと考えて、サラリーマンの仕事と並行して、色んな副業を試してみました。それぞれ、私自身の体験や感想を含めてご紹介します。
40代サラリーマン男性の平均小遣いは月35,475円
2017年の新生銀行の調査によると、40代サラリーマン男性の平均小遣いは月35,475円ということです。結構、多いですね。
出典元:新生銀行による「2017 年サラリーマンのお小遣い調査」
年代ごと、性別ごとの平均小遣い
年代ごと、性別ごとに表にすると以下の通りです。
男性 | 女性 | |
---|---|---|
全体 | 37,428円 | 33,951円 |
20代 | 35,377円 | 42,123円 |
30代 | 34,785円 | 33,344円 |
40代 | 35,475円 | 31,473円 |
50代 | 44,040円 | 28,833円 |
サラリーマンの副収入は月額平均42,041円
更に同調査では副収入を得ている人は全体の18.0%ということです。
更に、その人達の1ヶ月当たりの副収入額は平均42,041円ということ。
稼いでいる人は稼いでいるということですね!
それぞれ以下のように、ポイントサイト、アンケートサイトから株式投資、アルバイト・副業、不動産投資が上位に上がっています。
副収入の獲得方法
1 | ポイントサイト、アンケートサイト | 56.9% |
2 | 株式投資 | 24.4% |
3 | アルバイト・副業 | 20.0% |
4 | 不動産投資(売買収益、賃貸収入など) | 10.2% |
5 | ギャンブル(パチンコ、競馬、競艇など) | 8.9% |
6 | ネットオークション | 8.4% |
7 | FX等の外国為替取引 | 8.0% |
8 | ブログ、ホームページなどの開設による広告収入 | 4.9% |
この中で私自身がやったことがあるのは、以下のものです。
- ポイントサイト、アンケートサイト
- アルバイト・副業
- 株式投資
- ブログ、ホームページなどの開設による広告収入
それぞれご紹介します。
アンケートサイトで小遣いを稼ぐ
アンケートサイトで稼ぐ方法は、オンラインとオフラインの2種類に大別されます。
オンラインのアンケートはスマホ1つでできる手軽さはありますが、マクロミルなど大手でも「15分かけて回答したアンケートの報酬が3円」というのがザラなので、オススメできません。
オススメしたいのはオフラインの方です。
アンケート会場に赴いてアンケートをしたり、座談会に参加したりします。
たとえば新商品の缶コーヒーを試飲してその感想をアンケートで回答したり、ある商品についてユーザー同士で話し合う座談会に参加するなどです。
これらの報酬はアンケートに答えるものが4,000円~、座談会が1万円~という感じです。
ほとんどのものが1~2時間で終わりますし、体力を使うものでもありませんので、オススメです。
アルバイト・副業で小遣いを稼ぐ
単発アルバイトをする
アルバイトでお金を稼ぐのは分かりやすいですね。
ただし体力と時間を使うので、その点は割り切りが必要です。
特に単発バイトとなると、工事現場や運送会社、船着き場の荷降ろし、イベントスタッフ、ライブ会場の設営・撤収。引っ越し作業など、体力勝負のものが多いので要注意です。
中でもオススメのアルバイトは「試験監督」です。試験監督ならばそこまで体力を使いませんので、オススメです。
その他、単発アルバイトを探すには例えばバイトルなら「単発」専用ページがあるのでそこから探すことができます。
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本やゲームは売りやすい
不用品を売ると意外とお金になるものです。私自身は本が好きなので、読んではすぐにメルカリやAmazonに出品してお金にしています。
特に話題作(ドラマや映画の原作本や、売れ筋のもの)は売りやすいです。
ゲームも同様で、新しいゲームや話題作は売りやすいです。
メルカリなどを活用して売却しましょう。(Amazonはゲームの出品は大口出品者限定です)
家電や家具、日用品も意外と売れる
家電や家具、日用品も意外と売れます。スマホやiPod touchは当然のこと、電子レンジや洗濯機、棚に自転車、電動ドリルなど様々なものが売れます。私自身はメルカリやヤフオクを主に使っています。意外なものでは、家に余っていたペンチが売れたこともありました。
ココナラなどで副業をする
たとえばデザインやイラスト、HP作成、翻訳、ライティングなど、何かしら技術があるなら、仕事を受けて報酬を得ることができます。
私自身はデザインの仕事をしているので、名刺やロゴ、チラシ作成など請負でやっていました。
自宅やスキマ時間でできるのはメリットですが、仕事を受ける以上責任が伴いますし、思いの外時間が取られる場合も多々あります。楽しんで作業できる内容で仕事ができそうならオススメです。
株式投資で小遣いを稼ぐ
株式投資というととてもリスキーで敷居の高いものと思われがちですが、中にはリスクの少ない手法もあります。
私自身がやっているのは、株主優待狙いの手法です。これはリスクも手間も少なくオススメです。
たとえばマクドナルドや吉野家、すかいらーくなどの外食チェーンの株を買うと、毎年、食事券(3,000円~)がもらえます。
この食事券=株主優待狙いで株を購入、保持しておきます。
そして日々の値動きは気にせず放おっておきます。
銘柄を選ぶには、配当利回りの高いものであり、10年後でも残っていそうな企業の株を買っておくといいでしょう。
私自身は吉野家とすかいらーくをよく利用するので、そのあたりを買っています。
どちらも15万円~20万円程度(100株)で買うことができ、年2回、3,000分の食事券がもらえるのでお得です。
吉野家は自分のランチ代として、すかいらーくは家族との外食代として重宝しています。
どの証券会社でも株主優待はもらえますが、私自身は楽天銀行をよく使うので「楽天証券」を使っています。
ブログ、ホームページなどの開設による広告収入で小遣いを稼ぐ
私自身はこれで稼げるようになりましたが、正直、あまりオススメしません。
稼げるようになるまで時間が掛かるのと、まったく稼げない場合もあります。
こちらも副業というより、起業に近いです。
それでも始めたい場合は、まずは無料ブログで、自分の趣味や体験をまとめたものから始めてみるといいかと思います。
例えばキャンプが好きな人ならキャンプブログ、ソフトクリームが好きならその内容に特化したもの。
会社のそばのランチをまとめたブログでも良いです。
「マツコの知らない世界」で取り上げられそうなものをブログにするイメージです。
自分が好きで日常的にコンテンツを増やせそうな内容で、ある程度ジャンルを絞ると成功率が高いのではないかと思います。
家族の理解を得るのは大切
それぞれある程度の時間がかかる=家族の時間が減るので、事前に家族に理解してもらうよう説明することはとても重要です。
なぜ副収入が欲しいのか、稼いだお金をどうするのか、どれくらい時間を掛けるつもりなのか、など家族に説明する必要があります。
私自身はバイトやアンケートは月に3日までと決めたり、家で作業や調べ物をする時は早起きしたり、夜中に起きたりして、家族の時間とは別に時間を捻出するように注意しました。
稼いだお金も当初は半分を家に入れて、残りを自分の小遣いの足しにしていました。
その後、副業の収入が増えてきたのでその割合を調整しつつ、今では給料は全額、家に入れて、自分の小遣いは副業の方から捻出しています。